最近、「考える力」というキーワードよく聞きませんか?
学校では探究を意識した授業も増え、子どもたちの思考力がますます注目されています。

どうすれば子どもの成長をサポートできるの?

子どもの成長遅い?、将来、大丈夫かな?

もっと考える力を伸ばしてほしい!
考える力どう伸ばせる?
など育児の中で様々な悩みに出会っているのではないでしょうか?
私もどうすればいいか悩んだとき、参考にしたのは、
スタンフォード・オンラインハイスクール校長が教える
子どもの「考える力を伸ばす」教科書
です。
この書籍では、様々な科学的な根拠などを用いて、「考える力」を伸ばすために必要なことや、そのための方法などを丁寧にまとめてくれています。

案外、忙しくて疲れていても、ちょっとした意識でできました!
- 子どもの成長のサポートの例を知りたい人
- お子さんを見ていて、将来、大丈夫か心配な人
- もっと考える力を伸ばして欲しい人
この記事は、この書籍を参考にやってみた好奇心を伸ばす声かけ3選を紹介します。
詳しくは、この書籍をご覧になってください!

皆さんのお力になれると幸いです!
ぜひ最後までゆっくりご覧ください!
好奇心を伸ばす大切な声かけ3選
比較「これは~となる。こっちは~となる。なぜ?」
これは、
結果の違いに注目して、その原因を一緒に考えようとする声かけ
です。
できる限り、日常的な中での具体例で考えてみましょう!
季節の変化に注目して考えてみます。
冬になると、ときどき外のコンクリートの凹みに張られた氷がありますよね。

そんな時に、この凍っているという結果に関する原因を一緒に考えていく対話です。

夏にもこんな氷見たことあったかな?

ん〜なかったよ!

夏だと氷が見つからないけど、冬だと見かけるようになるね!
なぜかなぁ?
日常で、このような問いかけがどんなときにどのような問いを抱くことができるのかを、
練習していることになります。
以下の記事にも「なぜ?」と子どもと一緒に考えた事例を紹介しています。
他の具体例を知りたい人はぜひ参考にしてださい。
予想「これは~。この場合って〜かな?」
子どもにとって
「当たり前」になっていることに対して、新しい問いを与える言葉
です。
今回も同じように、季節に注目して冬の外、コンクリートの凹みに張られた氷を見つけた
この場面で、
”冷たいと凍る”という冬によく見られる現象から、
”冷たいのに凍らない”場合を会話に乗せて、
”冷たい”の程度、温度に注目していく
対話を展開していきます。

お外に氷ができているね。
なぜ氷ができるか知っている?

ん〜、外が冷たいからだよ。

なるほど〜、確かにお外冷たいよね。
川や水道水とかはどうかな?

冷たい!!

冷たいから凍る。
川も冷たいし、お魚さんも凍るってことかな?
もちろん、凍らないですよね!
このように、話のメインとなる話題に対して、
「同じ条件(今回ならば、冷たいという感覚)ならば、他はこうなるのか?」
という新しい問いをお子さんにあげます。
いや、そんなこと考えること難しい!と思う人もいるかもしれません。
そんなときは、私のおすすめアプローチを使ってください!
- 似ているものを探して、その場合ならばどうなるか聞いてみる。
- 違いを見つけて、その場合ならばどうか聞いてみる。

私たち自身も子どもたちと一緒に周囲に興味を示し、一緒に似ているところ、
違ってるところを見つけて、一緒に考えることで十分です。
それが、お子さんの好奇心を刺激していきます!
推測「~だと、どうなるかな?」
好奇心を伸ばす声かけ3選の中で、一番お子さんに聞きやすい声かけです!
これは、
お子さんが聞いてきた疑問に対して、お子さん自身の考えを聞く言葉
です。

皆さんは、お子さんが疑問をもって聞いてきたときどうしてますか?
すぐ答えを言ってしまいますか?
そんなときは、少し深呼吸をして
「◯◯くん、◯◯ちゃんはどう思う?」
と聞いてみましょう!
自分の考えなどを整理して、目の前に起こっていることがこれからどうなるのか予測することになります。この予測が、非常に重要です!
例えば、先ほどの季節の場面で考えてみましょう。

お外で氷見つけたね!
冬の次の季節は何かな?

春!!

そうだね!
冬の次の季節は春!
春が来ると、この氷はどうなるのかな?
このように、「どうなると思う?」と聞くだけで、自然と「どうなるかな?」と考えます。
これだけでなく、いろんな場面でも使えます。

考えてみると、生活の中でたくさんの「どうなるかな?」が隠されていそうです。
皆さんの発見があったら、コメントで教えてくれると嬉しいです!
まとめ
お子さんの好奇心を伸ばすために必要な声かけ3つ!
この記事では、子どもの考える力や好奇心を伸ばすために
以下の書籍を参考に次の3つの問いかけを紹介しました。
詳しくはこの書籍をご覧になってください!
- 比較「これは~となる。こっちは~となる。なぜ?」
- 予想「これは~。この場合って〜かな?」
- 推測「~だと、どうなるかな?」
です。
ちょっと意識すれば、お子さんと一緒に考える時間が増えます。
増えたその時間が、お子さんの成長を支えていくのでしょう。
私自身も周りの物事に興味をもって、
疑問をもって過ごします。
皆さんの幸せな1日が増えていくことを願っています。
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