【絵本読書】『探す』楽しさから育つ集中力・観察力〜わが家の体験談〜

経験

家事や仕事で忙しくて、

子どもと一緒に考えたり、遊んだりすることができなくて悩むことがありませんか?

私も、忙しさで何もできていないんじゃないかと考えることがあります。

そんなとき、絵本の読み聞かせが、まさに、一緒に考えて、一緒に遊べるツールになります。

特に、探す系の絵本が一緒に考える場面が多くなります。

また、よく絵本を読むことが多いであろう寝る前の短い時間ですが、子ども成長なども垣間見ることができます。

今回の記事を読むことで、

  • おすすめ探す系の本
  • おすすめの探す系の絵本の読み方

がわかります。参考にしていただけると幸いです。

探す系の本のいいところ

ものの名前を覚えられる

子どもと一緒に絵本を読んでいると、子どもの記憶力や集中力がどんどん育っていることに驚かされます。

例えば、知らないうちに

「食卓」

という言葉を、自然と覚えていたり、

「トランペット」

という普段の生活ではあまり登場しない単語を覚えていたり、絵本を通して、スポンジのように覚えていきます。

暮らしていて、あまり家に置いていないものでも、「絵本」を通して学んでいくことが多いです。

注意力や観察力が身につく

複数のものから一つを見つける注意力

微妙に違う色・形・大きさなどを見分ける観察力

が向上します。絵本を読んでいると

絵本の中のものの違いを見つけます。

  • 色が違う
  • 形が違う
  • 大きさが違う

などなどいろんな発見があります。

探す系の絵本では、絵本の中のものを比較することで注意力や観察力を伸ばせそうです。

おすすめの”探す系”の絵本

I SPY8ミッケ!がっこう あたらしくてなつかしいかくれんぼ絵本

小学館”I SPY8ミッケ!がっこう あたらしくてなつかしいかくれんぼ絵本”という絵本がおすすめです。

おすすめする点は

  • 探すものがたくさんある
  • 身近なものを用いた話が多い

です。

探すものがたくさんある

全部で14個の「探す」お話が用意されています。

1個の「探す」お話の中でも、さらにいくつかの探すものを指定しています。

何度読んでも探すものがたくさんあるようで、

子どもちゃんは飽きずに繰り返し読んでいます。

子どもちゃん推しのページは、

子ども
子ども

「すうじ」!

というお話だそうです!

数字もあったり、その周りにも探すものがあったり、いろんなものが混ざっていて楽しいようです。

ぜひ参考に見てください!

身近なものを用いた話が多い

よく探すお話を読んでいると、

実生活に似ているな

と感じることが多かったです。

例えば、

箱の中にいくつものものが入っている

状況ってありますよね。

お片づけすると1つの箱に入って、

おもちゃがぐちゃぐちゃになっている

そんなことがよくあります。

ちなみに、お片付けについても経験談をかいてますので、

良かったらご覧ください。

また、植物を探すページもあります。

身の周りの環境を用いることも、注意力や観察力の向上につながりそうですね。

私のおすすめ”探す系”の絵本の読み方

今回の体験談は、

小学館”I SPY8ミッケ!がっこう あたらしくてなつかしいかくれんぼ絵本

という絵本を読み聞かせた場面です。夜寝る前に、何度も繰り返し読み聞かせているのですが、その時々で意識すると良かったことが

  • 子どもに合わせる
  • 一緒に考える
  • ヒントを出す

という3点です。

子どもに合わせる

子ども
子ども

ねえ、ママ。
絵本読んで!

ママ
ママ

どれ読む?

子ども
子ども

これ(ミッケがっこう)読んで!

読むために本を初めから開くと・・・・

子ども
子ども

こっちから(最後のページ)読むの!

ママ
ママ

わかった!
最後から読もう!

本って、

”初めのページから読むもの”

の頭でいてしまいがちで、

「初めから読もうよ」

と言ってしまいがちなんです。

順番に読むことが目的ではないからこそ、好きなところから読んでもいいですよね。

途中から読んでも、最終的には、もう一度最初から読むことにはなります。

一緒に探す

子ども
子ども

”クモ”どこにいるかな?

ママ
ママ

どこにいるかな?

子ども
子ども

これ(クモっぽい虫)かな?

ママ
ママ

体の作りが少し違うね。
こっちの虫は違うかな?

子ども
子ども

これは違うよ!

このように、子どもちゃんと話しながら、

一緒に探す

ことを心がけています。

一緒に探していると、子どもちゃんの成長に気づきます。

虫の違いを判断できる力が身についていたり、

クモに似ているものを探す速さが速くなっていたり、

気づかない成長が垣間見えますね。

ヒントを出す

ママ
ママ

次はケーキを探してね!

子ども
子ども

う〜〜ん。
これ?

ママ
ママ

よく見ると、少し形が違うね。

子ども
子ども

う〜〜ん。
どこ〜?

ママ
ママ

まずは「緑」の箱を見てみよう!
緑の箱はどこかな?

子ども
子ども

(指でさしながら)
1、2、3個

よく見ると、ケーキを見ている向きが難しく発見できません。

上から見たケーキの想像ができないのだと思いました。

そこで、

ママ
ママ

ケーキをいろんな方向から考えよっか。
ケーキって上から見たら、どんな形している?

子ども
子ども

(手で形を作って)
まる!!

ママ
ママ

じゃあ、まるの形をしているものを探しみよっか!

このように、ヒントを出すことで、

探すものの別の見方

を考えたり、身につけたりすることができるのではないかと思いました。

どんな風にヒントを出すか、考えることも結構楽しかったです!

まとめ

探す系の本は、子どもの成長が見えたり、一緒に考えたりできる!

「探す系の本」が大好きな子どもちゃんを振り返ると、

”こんなもの見つけられるようになったんだ”

とか

”こんな言葉も覚えたんだ”

とか、

”前より速く見つけられるようになってる!?

とか、いろんな成長を発見できました。

一緒によめば、

「どこかな?」

と一緒に考えたり、

ヒントを出して一緒に見つけたり、

その一瞬一瞬が、子どもと楽しめる宝物のような時間になっていました。

育児をしていると、仕事や家事の疲れから、ついイライラしてしまうこともあるものです。

でも、こうして一緒に絵本を楽しめる時間は、何よりも心が温まる大切な瞬間だと改めて感じました。

もし、子どもの「イヤイヤ期」や自分の「イライラ」にどう向き合うか悩んでいる方がいましたら、こちらの経験談を書いた記事も参考にしてみてください。

絵本を通して、

ほんの少しでも穏やかな時間が増えたり、

笑顔で一日が過ごせたりしたら嬉しいです。

皆さんも、ぜひ『探す絵本』を通して、

幸せで豊かな時間を楽しめますように

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