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【探究とは何か?】もやもやから始まる学びの力を、子育てでも育てよう!

家族プロジェクト
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ママ
ママ

探究って聞くけど、探究って何?

ママ
ママ

探究学習って難しそう・・・

近年、AIなどが発展していく中で、学校などでよく耳にする「探究」
難しそうなイメージがありますよね。
また、なぜ「探究」に焦点が当てられているのか気にもなります。

そこで今回は「探究」とは何なのか、なぜ必要とされているか掘り下げていきます。

\この記事はこんな人におすすめ/
  • 探究って何か知りたい人
  • 探究的な学習について知りたい人
  • 子育てに探究ってあるのか知りたい人

最後には、私たちなりの考えも取り入れて記事にしてみました。

マスファミ
マスファミ

皆さんのお力になれると幸いです!
ぜひ最後までゆっくりご覧ください!

探究や探究的な学習って何?

探究は、不確定な状況を確定した状況にすること

アメリカの哲学者デューイ(J.Dewey)が「探究」について、次のように定義しています。

不確定な状況を、確定した状況に、すなわちもとの状況の諸要素をひとつの統一された全体に変えてしまうほど、状況を構成している区別や関係が確定した状況に、コントロールされ方向づけられた仕方で転化させることである

「論理学:探究の理論」より

身近な生活で、”なぜ?”や”どうして?”などと疑問に思うときありませんか?
まさにこれが探究の始まりの”もやもや”などとした感情である「不確定な状況」ということです。
そんな状況で、自分なりに調べたり、考えたりすることで、”なるほど”と「確定した状態」になる。
この状態になることが「探究」です。

探究的な学習は4つの活動を通して、思考したり創造したりを繰り返す。

小学校学習指導要領 (平成 29 年告示) 解説 総合的な学習の時間編の9ページに記載されているものを読むと次の4つの学習活動について書いてあります。

  1. 日常生活などで抱いた疑問などをもとに課題を見つける
  2. それらの問題について情報を集める
  3. 集めた情報を整理・分析などすることで問題の解決方法を考える。
  4. 考えや意見をまとめたり表現したりして、新たな課題の解決を始める。

この過程を通して、思考したり、学習したり、創造したりすることを繰り返していくことを指しています。

なぜ「探究」が注目されている?

発展するAIが苦手とする「問いを立てる」こと

AIが突出してきてる昨今
ChatGPTなど使われている方も多いのではないでしょうか?
AIにも得意・不得意があります。

膨大なデータを処理することや真似をすることが得意なAI
そんなAIが苦手とするのが「問いを立てること」です。

一方で私たち人は、これまでの自分たちの経験や生活から、違和感をもつことで疑問をもち「問いを立てる」ことができます。

例えば、気持ちが乗らないときに、運動するとなんか気分が良くなる。
これは”なぜ”だろう?

人間だからこそできることを伸ばすためにも、探究的な学習を通して「問いを立てる」ことの重要性がわかる気がします。

人生100年時代、働く期間が伸びる!学び続けることが重要

平均寿命が伸びている今、「令和6年版高齢社会白書(全体版)」によると、令和52年には、平均寿命が男性85歳、女性91歳と予測されています。
このような人生100年時代に言われていることが、
1つの企業などで学び、勤め、引退するだけでなく、
さまざまなキャリアを経験したり、学び直ししたりとマルチな働き方になっていくということです。

「探究的な学習」で培った学習過程が、ここで必要になる「学び方」に直結してくると言えます。
新しい職場で学ぶときに、問いや疑問をもち、必要な資料や情報を集め、それらを分析し、まとめる。これを繰り返していくことになります。

このように学ぶことは、働き始めてからほうが多かった気がします。
お金の管理の仕方、税金、さまざまな行政手続きなど・・・
自分で調べて、情報を比べて、実行する。

どんどん加速して発展していく社会だからこそ、「探究的な学習」は必要不可欠なのかもしれません。

子育ての中に探究ってある?

何気ない会話の中にあるのでは?

車を運転していると突然、子どもちゃんがこんなことを言いました。

子どもちゃん
子どもちゃん

ねぇ、お月さんがず〜と追いかけてくるよ!

そこでパパは次のように聞きました。

パパ
パパ

なんでお月さんは追いかけてくると思う?

子どもちゃん
子どもちゃん

お月さんに足がついているからかなぁ!

小さい頃に、課題を見つけることはそう簡単ではないでしょう。
しかし、大人である私たちがちょっと問いかけることはできると思います。
その会話を通して、子どもちゃんなりの経験や知識から整理、分析することで
自分なりの言葉で答えを見つけています。

パパはこのあと、次のように返答しました。

パパ
パパ

なるほど!
そうかもしれないね!

私はこの過程も探究に近づくための一つの学び方ではないかと思っています。
皆さんはどのようにお考えでしょうか?

まとめ

今回の記事では、探究とは何か、探究的な学習とは何か、探究が注目されている理由、そして、探究は子育ての中にもあるのでは?という内容をまとめました。

探究とは、疑問など違和感から始まり、特に、探究的な学習では4つの活動を通して、思考したり、創造したりしていきます。

AIが発展していく時代や人生100年時代など社会環境が大きく変化していくときだからこそ、この探究という考えや学習方法が必要になります。
キーワードは「問いを立てる」ことです。

「子育ての中にも探究に近づく学びがあるのではないか」と提案してみました。
ぜひその内容に感想や考えを聞かせていただけると幸いです。

皆さんの幸せな1日が増えていきますように。

参考文献・出典
・朝日新聞EduA(2017年9月22日)「藤野貴教さんに聞く『探究』とは何か」
https://asa-shibu.tokyo/2017/09/22/takanori-fujino/
・三菱総合研究所(2018年11月)「探究学習を通じた未来人材の育成」
https://www.mri.co.jp/knowledge/mreview/201811-3.html
・一般財団法人 長寿社会開発センター(監修)「『豊かさ』って何だろう?社会的探究からのアプローチ」
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/tyojyu-shakai/yutaka.html

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