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【家庭学習】小学1年生の算数「位取り」をわかりやすく!数の認識を育てる支援法

学び方
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ママ
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子どもの2桁の位取りどう支援すればいい?

パパ
パパ

小学1年生の算数、数字の表し方をお家で学ぶ方法は?

お子さんが小学1年生に近づくと、2桁の数などを学んでいくことに不安がでてきますよね。
「どう支援していくことができるの?」とそんな悩みをもつパパママは多いのではないでしょうか?
我が家も経験しましたが、

・「にじゅうご」と聞いて「205」と書いてしまう
・「2と5を合わせたら25!」と誤解してしまう

などのつまづきも!

この記事では、小学1年生の算数で大切な「位取り」の理解を家庭でどう支援できるかを整理しました。

\この記事はこんな人におすすめ/
  • 小学1年生の算数の位取りの学び方を知りたい人
  • 小学1年生の算数の位取りや2桁の数を学ぶための支援方法を知りたい人
  • 小学1年生の算数の位取りについてお家でできるカードゲームを知りたい人

我が家で実践した「数あてカード」を紹介します。遊びながら数のまとまりを学ぶための1つの方法としてぜひ活用してください。

マスファミ
マスファミ

ぜひ最後までゆっくりご覧ください!

小学1年生が算数で学ぶ「数と式」とは?

算数には「数と式」「図形」「量と測定」などの領域があります。
いくつかの領域のある算数の小学1年生で学ぶ「数と式」には主に次の内容があります。

  • 数の大小や表し方(自然数の理解)
  • 足し算(加法)
  • 引き算(減法)

ものや動物や人などの数を数えることを通して、数字の大きさや表し方などを学んでいきます。
より詳しい小学1年生の算数「数と式」の全体像については、こちらの記事をご覧ください。

小学1年生の算数に欠かせない“1対1対応”とは?

位取りを理解するために大切な「1対1対応」とは?

小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 算数編には、

数えることは、ものとものを1対1に対応させることが前提となる。

と書かれています。
「1対1対応」とは、それぞれの”ものA”に対して、別の”ものB”のみを対応させます。
この対応のさせ方が重要で、”ものB”に対応しているのが”ものA”しかない状態を指します。

例えば、りんごとみかんをいくつか用意しましょう。
イラストのようにりんごそれぞれに、みかんが1つずつ対応しています。
また、みかんから見ても対応があるものは、あるりんご1つにしか対応していません。

次の場合は、「1対1対応」とはいえません

りんご1つに対して、2つ以上のみかんを対応させているものがあります。
次の以下の場合も「1対1対応」とはいえません。

異なるりんごが、1つのみかんに対応しているものもあります。

なぜ抽象物との対応が必要なのか?(具体例付き)

我が家でこんなやりとりがありました。

パパ
パパ

リンゴ3個とミカン2個、全部で何個かな?

子どもちゃん
子どもちゃん

リンゴ3個!ミカン2個!

この場合、

・「合わせて」という意味を理解できていない
・「リンゴ」と「ミカン」を同じ“もの”としてまとめて数える経験が不足している

ことが考えられます。

そんなときに登場するのが、ブロックや◯印などの抽象物です。
異なるものを同じ記号やブロックに置き換えて数えることで、

数は共通のものさしである

ことを理解できるようになります。
ブロックなどを使って数えることをを繰り返していくことで、
無意識に共通のものさしで見ていくことができるのです。

2桁の数と位取り〜家庭でできる支援方法〜

学年が上がるにつれて、百の位や億、兆などを理解していくための基本になる部分。
2桁数を通して、位取りが間違いなくできるように支援することは最重要です。

2桁の数と「十進位取り記法」の基本

十進法では、0〜9の数字と「一、十、百…」という単位を使って数を表します。

例えば「235」なら、
・百の位(100のまとまり)が2
・十の位(10のまとまり)が3
・一の位(1のまとまり)が5

この「まとまり」で捉える考え方が、位取りの理解には欠かせません

どのように位取りを教えるといいのか?

おすすめは「位の部屋」を作って、まとまりごとに仕分ける方法です。

例えば◯が25個ある場合、
・10個ずつまとめると「10のまとまり」が2つできる
・残りは◯が5個ある

この10個のまとまりを「十の部屋」に、残りを「一の位の部屋」に入れます。
「十の位の部屋」に収まっているまとまりを見て、その下に「2」
「一の位の部屋」に収まっている個数を見て、その下に「5」
これを、数字では「25」と書く。
このように「数唱」から「数字の表記」へとつなげていくことで、理解が進みます。

我が家の支援「数あてカード」!

位取りの理解を深めるために、我が家では自作カードを使っています。

表には数字、裏にはその数と同じ個数の◯(抽象物)を書いてます。
裏の◯は、10個のかたまりごとに破線で囲んでいます。
わざとそうすることで、10個のかたまりを見ることを意識していきます。

このカードを用いた遊び方の例は、
・数字を見て「10のまとまり+残り」をいう
・裏の◯を見て何個◯があるのか、数字を当てる

足し算や引き算、合わせるなどさまざまなゲームに進化できます!

このカードを使って

ゲーム感覚で挑戦して学んでいく
・カードをコレクションすることが好きな我が子の特性を生かす

ことで興味を魅くようにしています。
これらの経験を通して、「まとまりで数える力」が育ち、位取りの理解が自然と定着していきます。

子どもによくある数字の表し方や認識間違い

位取りの表記間違い

位取りを学び始めた子どもによくある間違いの1つに

「にじゅうご」を「205」と書いてしまう

ことがあります。
我が家でも、パソコンを触ってみたい子どもちゃんに「”にじゅうご”って書いて」とお願いすると「205」と打ったことが!
これはまだ「十進位取り記法」が理解できていないサインです。
これを経験して先ほどのカードを作ってみて、10のまとまりで見る練習をしてみました。

”合わせて”の認識の違い

小学1年生の算数で足し算が始まります。
我が子にも、足し算の感覚で聞いてみました。

パパ
パパ

2個と5個のものを合わせると?

子どもちゃん
子どもちゃん

25!

間違いでは・・・ないですよね!
確かにくっつけて合わせています🎵

これは算数の”合わせる”意味の理解ができていないサインです。
算数や数学の世界のみで使う言語も大切にする必要があります。
経験し、自分で使っていくことで本来の意味を理解していく。
何度も一緒に考えていくことが大切です。

まとめ

家庭での経験が「数の土台」になる

小学1年生の算数で学ぶ「位取り」は、これからの大きな数の学びの基礎となります。
家庭で「数をまとまりで見る経験」を意識して支援することで、子どもの理解はぐっと深まります。

今回紹介した「数カード」を利用すればいろんなゲームで遊び感覚で学べるのでおすすめです。
ぜひお子さんと一緒に取り入れてみてください。

数カード

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