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【完全ガイド】小学1年生算数「数と式」で学ぶ内容まとめ

学び方
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ママ
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小学1年生の算数どんなことを学ぶの?

パパ
パパ

小学1年生の算数、どんな計算をするの?

お子さんが小学1年生に近づくと、学校という場で学んでいくことに不安がでてきますよね。
「何かしておくべき?」とそんな悩みをもつパパママは多いのではないでしょうか?
何ができるか考えるためにも、まずは

どんなことを学ぶのか

を知っておくべきですよね。

この記事では、教育関係で10年以上勉強、働いたこともある私たちが、
小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 算数編をもとに、
小学1年生で学ぶ算数の範囲の一つ「数と式」という範囲についてまとめています。

\この記事はこんな人におすすめ/
  • 小学1年生の算数で学ぶことを知りたい人
  • 小学1年生の算数「数と式」で学ぶ計算がどのような内容なのか知りたい人
  • 小学1年生の算数でどんな「数」を学ぶのか知りたい人
マスファミ
マスファミ

ぜひ最後までゆっくりご覧ください!

小学1年生算数で学ぶ数とは何か?

整数(特に自然数)を学ぶ!

小学1年生で学び始める数は、自然数(小学生では整数と表している)
小学1年生の算数では、この整数を「数(すう)」と表現して、学んでいきます!
算数や数学の分野で使う言葉をしっかり押さえておくことは重要です。

本来は、「負の整数」と「0」と「正の整数」をまとめて整数といいます。
負の数を学び始めるのは、中学生になってから!

2位や簡単な3位の数を学ぶ!

120ぐらいまでの数を学びます。
ここで覚えるべき、専門用語も!

専門用語
  • 一の位
  • 十の位

2位の数習得するために、2位の数が
10のまとまりの個数と端数
という表し方になっていることを学んでいきます。

位取りについてのお家でできる支援について興味のある人は以下をご覧ください。

小学1年生算数「数と計算」で学ぶことはどんなこと?

数のまとまりに注目すること

ものの個数を数えるときに、5個ずつ数えたり、10個ずつ数えたりと、
もののまとまりに注目していきます。
10を単位とした見方を身につけるときにも有効です。

個数や順序を正しく表せるようにすること

目の前にあるものと数字を順番に対応させて正確に数えられるようにします。
「左から何番目か」などの順序を表す数としての理解もしていきます。

数を大小の順に並べられるようにすること

数字の性質として大切なことの1つが”大小関係”
それぞれの数字を見て、どちらが大きいのか、小さいのかを判断できるか
大小関係を理解するための基礎になるのが、一桁の数の大小関係ですね。
一桁の数の大小関係を理解して、二桁の大小関係を定着させていくでしょう。

小学1年生で学ぶ足し算を使う5つの場面

増加場面の足し算

 すでにある目の前の”もの”に、
さらに”もの”を増やしたときの全体の個数を求める“増加”という場面

例えば、『りんごが5個あります。りんごが3個増えたとき、りんごは何個になったのか』ということを求められるように学びます。

つまり、ものが何個か入ってる箱の中に、右手(もしくは左手)に持っているいくつかのものを追加した場面で、箱の中にあるものが幾つになるのかを学ぶということ。

個数を求めるときには、初めは、ブロックなどを用いて、同一のものとして数えることができるように工夫をして学ぶことが多いようです。

合併場面の足し算

2種類のいくつかの”もの”があったときに、
それらを合わせて何個あるのか数えられるようにします。

例えば、『りんごが5個、みかんが3個あります。合わせて何個あるのか』ということを求められるように学びます。

つまり、自分の右手に持っているいくつかのものと、
左手にいくつか持っているもの、
それらを合わせると何個になっているのか理解できるようにするということ。
このでも計算もブロックなどを用いて、同一のものとして数えることができるように学んでいきます。

順序数を含む場面の足し算

途中の順番や番号から、何番か後の数を求められるようにします。

例えば、『Aさんは左から数えて5番目です。Aさんから後ろには7人がいます。全員で何人ですか』ということを求められるように学びます。

求大を求める場面の足し算

片方の個数のわかるものからの差を使って、もう一方の多い方の個数を求められるようにします。

例えば、『パパはどんぐりを5個持っている。子どもちゃんは、パパより3個多い。子どもちゃんはどんぐりを何個持っていますか?』ということを求められるように学んでいきます。

小学1年生で学ぶひき算を使う5つの場面

求残場面での引き算

すでにある目の前の”もの”から、
”もの”を減らしたときの全体の個数を求める場面の引き算です。

例えば、『りんごが10個あります。りんごを4個減らしたとき、合計何個になったのか』ということを求められるように学びます。

求差場面での引き算

2種類のいくつかのものがあったときに、それらの個数の差が何個であるのか数えられるようにします。

 例えば、『パパはりんごを9個持っています。子どもちゃんはりんごを5個持っています。2人の持っているくだもののかずのちがいはいくつか。』ということを求められるように学びます。

順序数を含む場面の引き算

すでに全体のものの個数と、あるものが何番目かわかっているとき、
そのあるものの後ろに何個のものがあるのか求められるようにします。

例えば、『12人の人が並んでいる。ある人が前から数えて5番目のとき、その人から後ろにあと何人いますか』を求められるようにします。

求小を含む場面の引き算

片方の個数のわかるものからの差を使って、もう一方の少ない方の個数を求められるようにします。

例えば、『パパはどんぐりを5個持っている。子どもちゃんはパパより3個少ない。子どもちゃんはどんぐりを何個持っていますか』を求められるように学びます。

異種のものの数量を含む場面の引き算

異なるものの個数の差を求められるようにします。

例えば『りんごが5個、みかんが2個あります。どちらがどれだけ多いでしょうか』を求められるように学んでいきます。

この分野の小学1年生で使う算数・数学の大切な言葉

言葉は「一の位」、「十の位」

小学1年生で学ぶ算数において、この十を単位とすることが非常に大切。
「43」という数が、「4」と「3」ではなく、
「10」が4つと「3」が1つ
とみれるようになる必要性があります。
この「十の位」を「10」のかたまり、「一の位」を「1」のかたまりというように言葉の意味をわかりやすく身につけておくといいですね。

位取りについて、お家でできる支援についてまとめました。
ご参考にご覧ください!

記号は、「+」、「ー」、「=」

算数において、記号を用いて抽象的に書けることが必要になります。
小学1年生の段階で数式で表すことのメリットはわかりにくいでしょう。
しかし、今後算数・数学を学んでいく上では、この四則演算は計算だけでなく、
構造を理解する上でも非常に重要になっていきます。

数0の扱い方は配慮が必要です。

「0」という数は、実生活の場面を用いながら、慣れていくことが必要です。
例えば、ゲームなどの遊びの場面での得点で、何もない0点としての意味
107のような位取りで「十の位」が何もない意味を理解していきます。
このように「0」を「数」として認識していくことが大切です。

参考文献・出典
小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 算数編

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